日本においては、軽自動車はなくてはならない存在。
2017年は通年でホンダN‐BOXが20万台をこえています。
町中いたるところで軽自動車を見かけます。そんな私も遠出しないなら、軽自動車はこまわりもきくし、気楽に運転できるので好きです。
さて、そんな軽自動車ですが普通自動車との違いは何でしょうか?
軽自動車の特徴
軽自動車は排気量としては660cc以下となっていて、その中での三輪、または四輪自動車となります。
もう少し具体的にいうと、以下のような規定があります。
全長が3400mm以下、全幅は1480mm以下、全高は2000mm以下、
定員は4名以下、貨物積載量350㎏以下、そして先ほどお伝えしたように排気量が660cc以下となります。
軽自動車の嬉しい点は、税金・保険料を含む維持費が安いところです。
もちろん、安いとか高いとかは商品に対して購入者がどのぐらいの価値を見出しているのかによるので、一概に高い安いとかはいいずらいのですが、数字だけの比較をするとそのように言えます。
昔と比べると軽自動車の車両本体価格も高くはなってきていますが、それでも普通自動車に比べると安いと言えるでしょう。
軽自動車は財産扱いされない?
車に関わる仕事をしていないと、知る機会がほとんどない事の一つに、法的に見ると普通自動車は「財産」として扱われるが、軽自動車は「財産」として扱われないというのがありす。
このあたりを理解できると、普通自動車と軽自動車は違うものなんだとはっきりと認識を持てるようになります。
私もこの事を知った時は、目が点になりました(笑)
例えば、私たちが財産と考えるものの代表例として「家」「土地」というものがあります。
こういった不動産は所有を明確にする必要があります。ですから登記という手続きをします。
同じように普通自動車も「登録」をする必要があります。つまり一つの「財産」として扱われるわけです。
それに対して同じように公道を走っている車であるにも関わらず、軽自動車はというと、「登録」の必要はありません。
「届出」をするだけです。私がこの軽自動車を使いますよという報告みたいなものですね。
ですから軽自動車は届出車であり、普通自動車は登録車ということになります。
法的な重みが違うわけです。
ですから手続きにおいても、普通自動車は印鑑証明、実印を必要としますが、軽自動車は認印でOKになったりするわけです。
こう考えると、車を購入するときに、普通自動車にするか、軽自動車にするのか、迷って軽自動車にした方は、少し寂しい気持ちになるかもしれませんね。
でも大切な自分の車ですから元気をなくさず、たまには洗車をしてあげながら大切に使ってくださいね。
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